Singapore

母娘で起業のバティックブランド YeoMama Batik(ヨーママバティック/シンガポール)

インドネシアの伝統衣装に使われる布地、Batik(バティック)を使った衣料品を展開するシンガポールブランドの第三弾は「YeoMama Batik(ヨーママバティック)」。ブランド名の通りDesleen Yeo(デスリーン・ヨー)氏と、ヨー氏のママの親子2人で立ち上げたブランドです。色とりどりのバティックで作られた商品が並ぶ店内で、創業者のヨー氏にブランドの特徴や立ち上げの経緯をうかがいました。

—— ヨーママブティックについて教えて下さい。

ヨーママブティックは私と母親の2人で創業したバティックブランドです。伝統的なインドネシア産のバティックと現代女性のための現代的なデザインの融合を掲げ、ワンピースやジャンプスーツ、スカートやトップスから、メンズ、子供服まで幅広い商品を取りそろえています。私と母親で経営しているブランドなので、世代や体型に関係なく、誰でもバティックを取り入れてもらえるよう、サイズ、柄、デザイン、種類豊富に展開しているのが特長です。サイズは多い型だと、(日本の5〜7号相当の)UK6から(同15号相当の)UK16まで展開しています。ホームページの宣材写真などでも私や母親自身が身につけているように、親子2世代、3世代でもおそろいのコーディネートを楽しんでいただけます。

—— ヨーママブティックを立ち上げたきっかけは?

母親からの誘いです。インドネシア人の母親がインドネシア・ウブドを旅行中に見かけたバティックに魅了され、一緒にブランドをやってみないかと声を掛けてきました。2017年後半のことです。当時の私は仕事を辞めていたうえ、運悪く足をけがして入院中。病床で何か新しいことに挑戦したいという気持ちも高まり、思い切ってスタートしました。そこからは一気に取り組み、2018年の旧正月明けには、バティック生地で作ったチャイナドレスなど4、5型の服を発表し、FacebookとInstagramを通じて販売を始めました。結果、完売となり、手応えを感じました。

—— バティックの取引先開拓などもスムーズにいきましたか。

はい、私はシンガポール生まれのシンガポール人ですが、小さい頃からインドネシア語を学んでいたので、取引先のあるインドネシアで直接交渉ができるのは、大変強みになりました。祖母の家もインドネシアにあり、さまざまな面でバックアップしてもらっています。知名度が上がってきたおかげで、最近は現地のバティック生産を手掛ける企業側からのアプローチも増え、最新の情報が手に入りやすくなりました。今でも月1回はインドネシアに出張しています。

バティック柄×バティック柄の組み合わせが斬新なサロペットのコーディネート(サロペット $168
日本人の顧客にも人気のデザインのワンピース($188)

—— 商品をデザインするときに大切にしていることは?

一番は「着心地の良さ」です。私自身が面倒くさがりで、服を着るときに留めたり、外したりの多い服が好きではないので、トレンドは意識しつつも、なるべくシンプルに着こなせるデザインにしています。ヨーママブティックは、顧客に多くの選択肢を持ってもらえるよう、コレクション制ではなく、常に新しい商品を店頭に並べるようにしています。立ち襟のチャイナドレスや、着物を意識したふくらみのある袖のカーディガンなど、インスパイアされたものは積極的に取り入れています。南国のシンガポールでは、服の下に水着を着て過ごす需要もあるため、珍しいバティックの水着もラインナップに加えました。

バティックの水着(トップ $68、ボトム $58)
バティックの子供服($68〜$88)

—— 主な顧客は?

20〜60代のシンガポール女性です。私と母親が2人でアイディアを出し合っているため、両方の世代をカバーできています。リピーターも多いです。孫や子供がいる方が、おそろいで購入してくださることも多いです。

—— 今後の目標を聞かせてください。

バティックの良さを生かせるような、さまざまなデザインに挑戦していきたいです。そのために私自身もいろいろなところに足を運んで、新しいことをインプットしていきたいです。最近、ヨーママブティックはシンガポール在住の外国人女性に興味を持っていただけることも増えてきたので、今後は海外の顧客にもターゲットを広げていきたいです。

ブランド情報

YeoMama Batik
バティックを使った衣料品の店舗・インターネット販売

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